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生成AIを巡るリスクとガバナンス上の課題【後編】

株式会社百年創造
代表取締役 横塚仁士


横塚仁士 : 日本経済新聞社で記者などとして活動した後、大和総研にてシンクタンク研究員として調査・研究に従事し、企業や社会課題の解決に関する知見を蓄積。その後はみずほ銀行、三菱 UFJ リサーチ&コンサルティングなどで、ガバナンス・リスク・コンプライアンス( GRC )、クロスボーダー M&A 、ESG ・サステナビリティ、DX など幅広いテーマで企業を支援。農業系ベンチャー企業では新規事業開発や地方創生案件を担当。2025年6月、「100年続く仕組みを創る」をビジョンに株式会社百年創造を設立。

生成 AI (以下、AI )の活用が資料作成から意思決定支援まで広がる一方、前編で整理した誤情報、著作権・利用規約違反、機密情報の流出、提供事業者への依存、AI ウォッシング、責任の所在が曖昧、という6つのリスクをはじめとする様々なリスクが企業経営の課題として顕在化している。これらのリスクは、情報システム部門や DX 部門だけでコントロールできるものではない。AI 特有のリスクは、取引先・パートナーからの信頼、ブランド、株価など企業価値そのものに直結する経営課題であるだけに、「取締役会」がこのリスクを継続的に監督・改善する必要がある。そのためには、以下のような PDCA サイクルを回すのが有効だ。・・・

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