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ACGA元事務局長の指摘から考える第三次改訂CGコード対応

コーポレートガバナンス・コード(CGコード)の第三次改訂案は2026年5月15日にパブリックコメントを終了、7月中には確定し、運用が開始される見通しとなっている。改訂案に対しては既に様々な意見が出ているが、その中で注目されるのが、アジアの資本市場を対象とする独立系金融メディアFireflyに掲載された「説得力を欠く改訂(An unconvincing revision):日本の新たなCGコード」と題する記事だ。

Fireflyの共同創設者であるJamie Allen氏は、アジアに投資するグローバルな機関投資家の団体であるアジア・コーポレートガバナンス協会(ACGA)の初代事務局長を25年間にわたり務めた人物である。ACGAは、アジア諸国のガバナンスに関する調査結果である「CG Watch」のランキングなどを通じて、日本のガバナンス改革に対して多大な影響を及ぼしてきた(直近の調査結果である2023年版の詳細は2023年12月18日のニュース「ACGAの最新コーポレートガバナンス・ランキングで日本が2位に急上昇した背景」参照)。その元事務局長が率いるFireflyの意見は、グローバル投資家の声を一定程度代弁しているとも言える。

Fireflyがまず批判の対象としたのは、・・・

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