周知のとおり、2026年7月21日に確定した第三次改訂コーポレートガバナンス・コード(CGコード)では、改訂前に47項目あった補充原則が廃止され、その内容の一部は、原則に格上げまたは解釈指針への移管という形で引き継がれた。これにより、CGコードは、基本原則と原則を置き、すべての基本原則と一部の原則に解釈指針を付す構成となった。
この解釈指針には、旧補充原則が「すべき」としていた論点が多く含まれる。しかし、その位置付けについて、CGコードの序文9は「コンプライ・オア・エクスプレインの対象ではない」と明記している。すなわち、改訂前にエクスプレインしていた補充原則の記載が今回解釈指針に移管されたという場合、改訂後は、当該記載に沿った対応をしていないこと自体についてエクスプレインする必要はなく、また、当該解釈指針が付された原則のコンプライが直ちに否定されるわけではない。
この点について、・・・
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