社外取締役候補として、多くの企業が「元経営者」を挙げているが、日本では供給面に課題がある(すなわち、数が限られている)ことは2015年2月16日のニュース「経営者出身の社外取締役が少ない理由とその解決策」でお伝えしたとおりだ。
元経営者とはタイプが違うが、社外取締役の候補としてリストアップしたいのが「アナリスト」である。経験の長いアナリストであれば、産業分析、企業分析に長けているうえ、資本市場についても十分理解しており、企業経営に貢献できる部分は大きい。また、他の企業の分析も行ってきたただけに、自社が今後直面する可能性がある様々な局面においても、事例を踏まえた適切なアドバイスもできる。
もう1つ、アナリストを社外取締役候補に推す大きな理由は、・・・
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