2024/01/24 WEBセミナー『2023年 第21回 JCGR(日本コーポレートガバナンス研究所)調査に⾒る日本企業のガバナンス』配信開始!

新型コロナウイルス禍において会員の皆様に必要な情報をいち早くお届けするべく、2024年1月24日(水)より下記のWEBセミナーの配信を開始いたしました。

テーマ 講師
2023年 第21回 JCGR(日本コーポレート
ガバナンス研究所)調査に⾒る
日本企業のガバナンス
藤島 裕三(ふじしま ゆうぞう)様

■WEBセミナーの詳細

セミナー
の内容
日本コーポレートガバナンス研究所(略称:JCGR)は2002年より独自のコーポレートガバナンス調査を開始し、コーポレートガバナンスの充実度を示す指数であるJCGIndexを算出してきました。今回は2023年9月から11月にかけて、東証プライム市場に上場する国内企業を対象にアンケート調査を実施し、我が国のガバナンス先進企業を中心とする137社から回答を得ています。
※調査報告書はJCGRのウェブサイト(https://jcgr.org/report/)で公表されています。
本セミナーでは、アンケート結果を分析することで、日本企業におけるコーポレートガバナンスの現在地を報告していただきます。上場企業各社にとっては、自社が取り組むコーポレートガバナンスの水準を確認するとともに、今後の課題を認識する貴重な機会となります。
講師のご紹介 藤島 裕三(ふじしま ゆうぞう)様
一般社団法人日本コーポレートガバナンス研究所 理事。株式会社大和総研で企業調査部アナリスト、同社経営戦略研究所経営戦略研究部 主任研究員 、企業経営コンサルティング部 副部長・シニアコンサルタントを歴任。その後、EY総合研究所 未来経営研究部長 主席研究員を経て現在、日本シェアホルダーサービス ESG/責任投資リサーチセンター チーフコンサルタント。コーポレートガバナンスはじめ資本市場関連のリサーチ/コンサルティングに従事する。日本証券アナリスト協会検定会員。慶應義塾大学非常勤講師(2003-2005年)、京都大学大学院非常勤講師(2006―2008年)、財務省 財政投融資ガバナンス委員会 委員(2005年)、経済産業省コーポレート・ガバナンスの対話の在り方分科会 委員(2013年)。
『コーポレートガバナンス・マニュアル 21世紀日本企業の条件』(中央経済社、第1版 2005年1月、第2版2008年1月):共著、『現代の財務経営1 コーポレートファイナンス』(中央経済社、2009年3月):共著、『ガイダンス コーポレートガバナンス』(中央経済社、2009年10月):共著など著書・論文多数。

会員の方は下記URLよりWEBセミナーを視聴いただくことができます。
■会員向けURL(ログインが必要です)
/member/webseminar-webseminar-l/71814/

非会員の方は下記URLよりWEBセミナーの視聴をお申込みいただけます。
■非会員向けURL(グーグルフォームが立ち上がります)
https://forms.gle/ndZCXZTmsAwtFoRz5

<収録月>
2024年1月

<収録時間>
1 時間 5 分

<視聴環境>
ブラウザー上で視聴できます。インターネットエクスプローラー、エッジで再生できない場合は、ChromeまたはFirefoxなど他のブラウザーをお試しください。また、インターネットに接続する際にプライベートネットワークやプロキシサーバーを経由している場合やファイアーウォールのセキュリティレベルが高い場合には、サンプル動画が再生されない可能性があります。
万が一、こちらのサンプル動画が再生されない場合、端末を管理するシステム管理者にお問い合わせください。

2024/01/24 【Webセミナー】『2023年 第21回 JCGR(日本コーポレートガバナンス研究所)調査に⾒る日本企業のガバナンス』

概略

【WEBセミナー公開開始日】2024年1月24日

日本コーポレートガバナンス研究所(略称:JCGR)は2002年より独自のコーポレートガバナンス調査を開始し、コーポレートガバナンスの充実度を示す指数であるJCGIndexを算出してきました。今回は2023年9月から11月にかけて、東証プライム市場に上場する国内企業を対象にアンケート調査を実施し、我が国のガバナンス先進企業を中心とする137社から回答を得ています。
※調査報告書はJCGRのウェブサイト(https://jcgr.org/report/)で公表されています。
本セミナーでは、アンケート結果を分析することで、日本企業におけるコーポレートガバナンスの現在地を報告していただきます。上場企業各社にとっては、自社が取り組むコーポレートガバナンスの水準を確認するとともに、今後の課題を認識する貴重な機会となります。

【講師】
藤島 裕三(ふじしま ゆうぞう)様

セミナー資料 2023年 第21回 JCGR(日本コーポレートガバナンス研究所)調査に⾒る日本企業のガバナンス.pdf
セミナー動画

2023年 第21回 JCGR(日本コーポレートガバナンス研究所)調査に⾒る日本企業のガバナンス 前編

718141

2023年 第21回 JCGR(日本コーポレートガバナンス研究所)調査に⾒る日本企業のガバナンス 後編

718142

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2024/01/24 【WEBセミナー】2023年 第21回 JCGR(日本コーポレートガバナンス研究所)調査に⾒る日本企業のガバナンス(会員限定)

概略

【WEBセミナー公開開始日】2024年1月24日

日本コーポレートガバナンス研究所(略称:JCGR)は2002年より独自のコーポレートガバナンス調査を開始し、コーポレートガバナンスの充実度を示す指数であるJCGIndexを算出してきました。今回は2023年9月から11月にかけて、東証プライム市場に上場する国内企業を対象にアンケート調査を実施し、我が国のガバナンス先進企業を中心とする137社から回答を得ています。
※調査報告書はJCGRのウェブサイト(https://jcgr.org/report/)で公表されています。
本セミナーでは、アンケート結果を分析することで、日本企業におけるコーポレートガバナンスの現在地を報告していただきます。上場企業各社にとっては、自社が取り組むコーポレートガバナンスの水準を確認するとともに、今後の課題を認識する貴重な機会となります。

【講師】
藤島 裕三(ふじしま ゆうぞう)様

セミナー資料 2023年 第21回 JCGR(日本コーポレートガバナンス研究所)調査に⾒る日本企業のガバナンス.pdf
セミナー動画

2023年 第21回 JCGR(日本コーポレートガバナンス研究所)調査に⾒る日本企業のガバナンス 前編

2023年 第21回 JCGR(日本コーポレートガバナンス研究所)調査に⾒る日本企業のガバナンス 後編

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2024/01/23 コンサルティング業を営む社外取締役の協業義務違反

コンサルティングを本業とする者が上場会社の社外取締役に就任するケースは珍しくないが、この場合に危惧されるのが、東証の独立役員基準への抵触だ。


独立役員 : 一般株主と利益相反が生じるおそれのない社外取締役または社外監査役。東証は企業に対し、独立役員を独立役員届出書により届け出ることを求めている。

例えば、上場会社を主な取引先とするコンサルティングを本業としている甲が上場会社A社の社外取締役に就任し、東証に独立役員として届け出をしているとしよう。・・・

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2024/01/23 コンサルティング業を営む社外取締役の協業義務違反(会員限定)

コンサルティングを本業とする者が上場会社の社外取締役に就任するケースは珍しくないが、この場合に危惧されるのが、東証の独立役員基準への抵触だ。


独立役員 : 一般株主と利益相反が生じるおそれのない社外取締役または社外監査役。東証は企業に対し、独立役員を独立役員届出書により届け出ることを求めている。

例えば、上場会社を主な取引先とするコンサルティングを本業としている甲が上場会社A社の社外取締役に就任し、東証に独立役員として届け出をしているとしよう。こうした中、A社はX社(上場会社)を取引先とする提携を進めることになったが、その一方で、甲はX社にコンサルティングを提供する営業活動を以前から進めており、現在受注手前の状態にあるとする。このまま甲がX社からコンサルティング業務を受注し、X社との取引を開始した場合、甲がA社の独立役員基準に抵触するのではないかとの懸念が生じる。ちなみに、X社と甲が取引を開始する場合、両者の間にはエージェント会社P社が介在し、甲はP社と業務委託契約(有期契約1~2年未満)を締結したうえで、金銭上の取引はP社と行うこととする。また、X社との取引金額は少額で、A社の業績に影響を及ぼすほどではない。なお、A社には独自の独立役員規定、「主要な取引先」に関する規定はないものとする。

周知のとおり、東証は「上場管理等に関するガイドライン」(以下、ガイドライン)に、東証が「一般株主と利益相反の生じるおそれ」があると判断する基準(以下、独立性基準)を規定している。A社に独自の独立役員規定が存在しないとなると、まずは東証の独立性基準に沿って、甲が独立役員に該当するかどうかを判断することになる(ただし、独立性基準に抵触しない場合であっても、企業側における実質的な判断の結果、「一般株主と利益相反が生じるおそれ」がないとはいえない場合には、独立役員としての基準を満たさないことになる)。

独立性基準の詳細はガイドラインⅢ5.(3)の2に定められているが、本件で問題となるのは、甲がA社の「主要な取引先とする者の業務執行者」又はA社の「主要な取引先の業務執行者」に該当するのか、という点だ。

【ガイドラインⅢ5.(3)の2】
施行規則第436条の2の規定に基づき上場内国株券の発行者が独立役員として届け出る者が、次のaからdまでのいずれかに該当している場合におけるその状況
a 当該会社を主要な取引先とする者若しくはその業務執行者又は当該会社の主要な取引先若しくはその業務執行者
b~d (省略)

「主要な取引先」とは、上場会社における事業等の意思決定に対して、親子会社・関連会社と同程度の影響を与え得る取引関係がある取引先を指す。具体的には、当該取引先との取引による売上高等が上場会社の売上高等の相当部分を占めている相手や、当該株式会社の事業活動に欠くことのできないような商品・役務の提供を行っている相手、多額の借入れ等の取引の相手である金融機関などが考えられる(日本取引所グループ「独立役員の確保に係る実務上の留意事項(2024年1月改訂版)」3ページ参照)。

また、「業務執行者」とは、会社法施行規則2条3項6号に規定する業務執行者(業務執行取締役・執行役・その他の法人等の業務を執行する役員(社外取締役を除く)、業務を執行する社員など)を指し、業務執行取締役のみならず使用人も含まれる(ただし、監査役は含まない)とされている(前掲日本取引所グループ「独立役員の確保に係る実務上の留意事項(2024年1月改訂版)」3ページ参照)。

本件では、X社とA社が提携を進めることになったといっても、甲はP社の委託に基づきX社に対してコンサルティング業を行うことから、直接A社と取引を行う関係にはない。したがって、基本的に甲はA社を「主要な取引先とする者の業務執行者」又はA社の「主要な取引先の業務執行者」には該当せず、独立性基準には抵触しないと考えられる。

ただし、例えば、甲が形式的には外部のコンサルタントだとしても、実質的にX社の業務執行者として活動していると同視できるような状況がある場合には、独立性基準への抵触の有無について実質的な判断をする必要がある。もっとも、この場合であっても、A社とX社との取引金額が、A社、X社それぞれにとって影響を及ぼす程度の金額でなければ、X社がA社における事業等の意思決定に対して親子会社・関連会社と同程度の影響を与え得る取引関係とは言えない。したがって、甲はA社を「主要な取引先とする者の業務執行者」又はA社の「主要な取引先の業務執行者」には該当せず、独立性基準には抵触しないと考えらる。

以上より、甲は基本的にはA社の独立役員としての基準を満たしているものと考えられる。独立役員とは「一般株主と利益相反が生じるおそれのない社外取締役または社外監査役」を指すが、実際に甲がX社との間でコンサルティング案件を受注し、取引が開始されたとしても、そのことによってA社の「一般株主と利益相反が生じるおそれ」があるとは言えないと結論付けられる。

なお、コーポレートガバナンス報告書には、独立役員に指定した理由を記載する必要があるが(日本取引所グループ「コーポレートガバナンス報告書 記載要領(2023年12月版)」9ページ参照)、必ずしも個別的な事由の記載が明示的に義務付けられているわけではない。ただし、実質的に甲がX社の業務執行者として活動していると同視できるような状況があるような場合には、独立役員に指定した理由の中で、P社との業務委託に基づくX社へのコンサルティングについて記載したうえで、甲が独立性基準に抵触しない理由を説明することになろう。

2024/01/22 【2023年12月の課題】PBRを上げるための方策(会員限定)

PBRが1倍未満であることの意味

PBRを上げる方策を考えるにあたり、まずは「PBRが1倍未満であること」の意味について考えてみましょう。


PBR : Price Book-value Ratio=株価純資産倍率(株価÷1株当たり株主資本)。株価が1株当たり純資産(BPS:Book value Per Share)の何倍まで買われているか(=1株当たり純資産の何倍の値段が付いているか)を指す。PBRが1.0を大幅に下回る場合、投資家が企業の将来性に疑問を持っていたり、減損リスクのように潜在的な資産の含み損が多額にのぼる可能性が株価に織り込まれていたりすることを示唆する。

PBRが1倍未満であるということは、ROEが将来にわたって資本コストを下回ることを意味します。資本コストとは、株主が求める最低限の投資収益率です。ROEが資本コストを下回れば、その分、株主価値は棄損されることになります。すなわち、ROEが資本コストを下回る状態が将来にわたって続くということは、株主価値が棄損され続けていくことにつながります。投資家はこうした企業への投資を躊躇します。株価が1株当たり株主資本を下回る、すなわちPBRが1倍未満となっているからです。


ROE : Return On Equity=株主資本利益率(当期純利益/株主資本)
資本コスト : 「資金提供者(債権者+株主)に対するリターン」のこと(なお、株主に対するリターンには、配当のほかキャピタルゲインも含まれる)。資金提供者に対するリターンが適切にできなければ、債権者は会社に資金の返還を求め、株主は株式を売却(=株価が下落する)せざるを得ない。したがって、会社にとって資本コストは「資金提供者に対するリターンの目標値」と言える。

PBRを上げるにはROEを上げる必要があります。しかも、資本コストを上回るレベルのROEを達成しなければなりません。理論的には、将来にわたってROEが資本コストを上回ることを投資家が確信した時、PBRは1倍を超えます。

では、自社にとって「資本コストを上回るROEの水準」とは具体的に何%のROEを指すのでしょうか。それを把握するためには、まず自社の資本コストの水準を知る必要があります。資本コストの計算法としては、CAPMファーマ-フレンチの3ファクターモデル等、アカデミックでは様々なものが示されていますが、いまだコンセンサスは得られていません。しかも、いずれの計算方法も、計測期間等により計算結果は大きく異なってしまいます。2014年に公表された伊藤レポート(図5:日本株に期待する資本コスト 参照)には、日本株に期待する資本コストのアンケート調査が記載されており、国内機関投資家の平均が6.3%、海外機関投資家の平均が7.2%となっています。資本コストの水準をだいたい7%と考えると、ROEは8%は必要となります。伊藤レポートでも、最低限のROEの水準として8%という数値が示されていますが(6ページ参照)、資本コストの水準は企業によって異なります。投資リスクが高い企業ほど、資本コストは高くなります。すなわち、投資リスクが高いほど、より高いROEが求められるということになります。


CAPM : Capital Asset Pricing Model=資本資産評価モデル)とは株主資本コストの算出方法で、次の算式による。→<算式>株主資本コスト=リスクフリー・レート(RFR)+β×マーケット・リスクプレミアム(RFRとは、リスクを取らずに得られるリターンで、国債利回りを用いるのが通常。マーケット・リスクプレミアムとは、リスク・テイクによる超過的な期待収益率のこと。超過的な期待収益率は、TOPIXなどをベースに計算される。基本的には、TOPIXなどに基づく期待収益率(Rm=requiredmarket rate of return)とRFRの差が「超過的な期待収益率」となる。ただし、株価がTOPIXと同様の動きをする企業もあれば乖離している企業もある。そこで、各社の「超過的な期待収益率」は、株価のTOPIXなどに対する“感応度”を考慮して調整する。この感応度のことを「ベータ(β)」という。βは、株式市場全体の動きに対して大きく反応する場合には高く、あまり反応しない場合には低くなる。
ファーマ-フレンチの3ファクターモデル : CAPM(資本資産価格モデル)が市場リスクに対する感受性(β値)だけを用いて期待リターンを推定するのに対し、ファーマ-フレンチの3ファクターモデルでは、市場リスクに加えて、「企業規模」と「バリュー」の2つのファクターを加えて期待リターンを推定する点、CAPMと違いがある。CAPMの進化系と言える。ファーマ-フレンチの3ファクターモデルは、従来は株主資本コストを算出する主要な方法とされていたCAPMに比べ精度が高いことが多様な研究によって確認されている。ちなみに、ファーマ-フレンチとは、3ファクターモデルを提唱した米国の金融経済学者であるユージン・ファーマとケネス・フレンチの名前からとっている。ユージン・ファーマはこの業績も含めた資産価格の実証研究により2013年にノーベル経済学賞を受賞している。

ROEを上げることはできるのか?

上述のとおり、「PBRを上げるための方策」という問いへの解答は、一言で言えば「資本コストを上回るROEを達成する」というものですが、果たして実際にROEを上げることはできるのでしょうか。

ROEは以下のような分解式に展開できます。

ROE = 当期利益/株主資本
  = 当期純利益/売上高 × 売上高/総資産  × 総資産/株主資本
  = 売上高純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ


売上高純利益率 : 「売上に対してどれくらい利益があるか」という、いわば”稼ぐ力”を示す。
総資産回転率 : 「どれくらいの資産を使ってその売上をあげているか」という、資産を活用する力を示している。
財務レバレッジ : 株主資本(自己資本)を1とした場合、その何倍の総資産を有しているかを示す数値。「総資産/株主資本」によって計算される。財務レバレッジ(=テコ)が大きい会社とは、借入金の大きい会社である。財務レバレッジが高ければ、株主資本よりも大きな取引を行うことができる。ただし、その反面、有利子負債が増加して、金利負担、返済負担が増加し、会社の収益性が下がったり、財務リスクを抱えたりする可能性がある。

国際比較において日本企業のROEが低い理由として、しばしば売上高純利益率の低さが指摘されます。実際、いまだに多くの日本企業は売上至上主義であり、売上の拡大を優先し、その後利益の獲得を目指します。しかし、この戦略は成功しているとは言い難いのが現状であり、いつまで経っても利益率の改善が見られません。その大きな理由に、国内市場における競争過多が挙げられます。あまりにも競合企業が多いため、慢性的な値引き合戦が繰り広げられています。徐々に市場内での統廃合が進んでいますが、依然として利益率の改善にはつながっていません。

売上高純利益率と総資産回転率には、負の相関関係があります。高級ブランド品を扱う業態は、売上高純利益率は高い一方で、総資産回転率は低くなります。これに対し、食品スーパーのような低価格商品を扱う業態の売上高純利益率は低い一方、総資産回転率は高くなります。したがって、売上高純利益率を上げようとして値上げをすると、総資産回転率は下がります。逆に、総資産回転率を上げるため、売り上げ拡大を目指し値下げをすると、売上高純利益率が下がってしまいます。このように、ROEは単純に上げられるものではありません。

では、財務レバレッジはどうでしょうか。有利子負債で資金を調達して配当を増額したり、自己株式を購入したりすると、総資産(分子)が増加するとともに株主資本(分母)が減少し、簡単に財務レバレッジを上げることができ、その結果、ROEも上昇します。しかし、財務レバレッジを上げると、有利子負債の増加により金利負担、返済負担が重くなり、その分、財務リスクが高まります。財務リスクが高まれば資金提供者(株主、債権者)はより高いリターンを求めざるを得ないため、資本コストも上昇します。すなわち、財務レレバレジを上げてROEを上昇させても、資本コストの上昇と相殺されてしまうことになります。重要なのは「ROE単独の上昇」ではなく、「ROEと資本コストの差(ROEが資本コストをどれだけ上回っているか)」になります。

事業ポートフォリオ・投資の見直し

以上のように、ROEを上げるのは容易ではありません。そこで以下では、ROEを上げる“現実的な”方法について検討します。

その方法とは、事業ポートフォリオ(投資)の見直しです。ある程度の規模の上場企業であれば、単一事業のみならず、複数の事業を展開しているのが通常でしょう。それぞれの事業によって収益性は異なります。そして、それぞれの事業に収益性の違いを測定するのに用いるのがROIC(投下資本利益率)です。ROEは株主に対する収益率を表す便利な指標ですが、各事業部の収益率を計算することはできません。一方、ROICは各事業ごとのの収益率を計算することが可能です。ROICは以下の算式により計算されます。

ROIC = 税引後営業利益/投下資本

ROICは資本コストとも比較することができます(ただし、ROEは通常、株主資本コストと比較するのに対し、ROICと比較するのは、株主資本コストと債権者資本コストの加重平均資本コスト(WACC)となります)。ROICとROEは連動しますので、ROICが改善されればROEも改善されます。


WACC : 「Weighted Average Cost of Capital=加重平均資本コスト」の略であり、要するに「資本コスト」である。WACCは文字通り負債コスト(金利)と株主資本コスト(配当+キャピタルゲイン)を加重平均して算定される。

各事業のROICを測定すると、高い事業部門もあれば低い事業部門もあることが分かるはずです。競争優位を獲得した事業は長期にわたって高い収益性を維持するため、ROICも安定した数値になっているケースが多くなります。

では、どうすればROICを高めることができるのでしょうか。ROICを高めるうえで最もインパクトがあるのはイノベーションです。競合他社を圧倒するイノベーションが生れれば、事業の収益性は大きく改善し、ROICも上昇します。しかし、こうしたイノベーションが起こる可能性は決して高くはありません。

次に、ブランド力の構築もROICの上昇に結びつきます。ブランドに対し顧客は高いロイヤルティを支払うからです。しかし、ブランド力の構築は難しく、また非常に長い時間が必要です。このように、事業のROICを改善する即効性のある方法はなく、また、上手く行くかどうかも極めて不確実です。要するに、ある事業のROICを改善することは難題と言えます。もちろん改善する努力は必要ですが、すぐにはできないということです。

ただし、個々の事業のROICを改善することは容易ではないものの、事業ポートフォリオを見直すことによって、自社全体のROICを改善することは可能です。具体的には、ROICが資本コスト(WACC=加重平均資本コスト)を上回る事業には投資を行い、ROICが資本コストを下回る事業に対しては投資を控え、ROICの改善に取り組むことになります。さらに、現状ROICが資本コスト下回っており、将来にわたって改善できないと判断した場合には、当該事業からの撤退や当該事業の売却を検討することになります。結果として、事業ポートフォリオに占めるROICの高い事業の割合が相対的に拡大しますので、自社全体のROICは改善することになります。それに伴いROEも改善し、資本コスト(株主資本コスト)を上回るレベルに達すると、PBR1倍未満から脱却することができます。

東証が2023年10月26日に公表した『「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関する開示企業一覧表の公表等について』では、PBR1倍未満企業による改善に向けた取組み内容として、成長投資、株主還元の強化、サステナビリティ対応、人的資本投資、事業ポートフォリオ見直し、政策保有株の縮減、ガバナンス向上、IR強化が挙げられています(9ページの右図参照)。このうち、成長投資と事業ポートフォリオ見直しは一体の関係にあると考えられます。すなわち、事業ポートフォリオにおいて「ROICが高い=成長が見込まれる」事業に投資するということであり、ここまで説明してきた事業ポートフォリオの見直しを指しています。これこそが、ROEの向上を通じてPBRを上げる最も有力かつ根本的な方策である一方、株主還元の強化や政策保有株の縮減は、短期的な効果は期待できますが、長期的な収益性改善にはつながりません。また、サステナビリティ対応、人的資本投資、ガバナンス向上はROEに影響を与える重要事項ですが、ROEの改善という結果に結びつくまでには相当長い時間を要します。ただし、これらの方策は、別のルートからPBR向上に寄与すると考えられます。IRの強化を含め、この点については次で解説します。

資本コストを下げる方策

周知のとおり、東京証券取引所は2023年3月31日に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を要請するとともに、その開示を求めています。では、こうした開示を行うと、ROEが改善し、PBRが上昇するのでしょうか。

その答えは、「ROEは改善しないが、PBRが上昇する可能性はある」ということになります。上述のとおり、株主価値は「ROEと資本コストの差」で決まります。ROEが資本コストを上回っている分、株主価値は増加します。したがって、株主価値を増加させるには「ROEを改善する」ことも一つの方法ではありますが、「資本コストを下げる」というのも有力な方法です。資本コストは、投資家からの最低限の期待収益率です。投資リスクが低ければ低いほど低下します。

その点、開示は、投資家がその企業に投資するリスクを軽減する効果が期待できます。資本コストを下げる施策として有効なのがIRの強化です。IRの目的は当然ながら意図的に株価を上げることではなく、企業の正確な価値を投資家に伝えることにあります。投資家がこうした正確な情報を得ることによって、その企業への投資リスクが軽減され、結果として資本コストが下がります。そして、株価の上昇、PBRの改善につながります。

また、証券会社が発行するアナリストレポート(セルサイドアナリストレポート)にも資本コストを下げる効果が期待できます。どのような内容の推奨であっても、当該企業について第三者がリサーチした内容が得られるためです。しかし、残念ながら、こうしたアナリストレポートが作成されるのは、時価総額が大きな企業に限られます。多くの中小型の企業については、証券会社(セルサイド)のアナリストがカバーしておらず、アナリストレポートが作成されていません。そのため、昨今、上場企業が費用を負担して自社についてのリサーチレポートを作成・発行し、投資家に提供する「スポンサード・リサーチ」が急速に拡大しています。


セルサイドアナリスト : 証券会社に所属しており(株式を売る側にいることからこう呼ばれる)、そのレポート(アナリスト・レポート)は、証券会社の顧客である個人投資家や機関投資家に提供され、投資家はこれを投資先の選定や売買のタイミングの判断に利用する。

前述のとおり、サステナビリティ対応、人的資本投資、ガバナンス向上はROEを改善するための重要な方策ですが、結果に結びつくまでには相当長い時間を要します。とはいえ、これらの方策には、資本コストを下げる効果が期待できます。サステナビリティにしっかり対応していれば、環境や社会の様々なリスクを軽減することができます。また、人的資本投資の充実は、従業員の離職リスクを低下させます。さらに、ガバナンスの向上は、取締役会のモニタリング機能を強化し、経営者へのチェック機能を改善します。こうした方策がROEの改善に結びつくまでには相当長い時間を要しますが、資本コストの低下には比較的短期間で寄与すると考えられます。

以上、資本コストを下げることによってPBRを向上させる方策について見てきましたが、一つ注意しなければならないことは、PBRを向上させるという点では、資本コストを下げることがもたらす効果は、ROEを改善させることがもたらす効果よりも小さいということです。PBRを上げるためには、ROEの改善が最重要となります。

まとめ

PBRを上げるための方策を考えるうえでは、PBRが1倍未満である理由を考える必要があります。その理由は、ROEが資本コストを下回っているからに他なりません。したがって、PBRを上げるのは、「ROEを上げるか」「資本コストを下げるか」のいずれか(あるいは方法)の施策を考える必要があります。

ROEを上げるには、事業ポートフォリオの見直しが欠かせません。具体的には、収益性の高い事業にのみ投資し、収益性の低い事業には収益性が改善するまで投資を控えるということです。そして、収益性の低さを改善できないと判断した場合には、当該事業からの撤退または当該事業の売却を検討する必要があります。一方、資本コストを下げる方策としては、IRの強化、サステナビリティ対応、人的資本投資、ガバナンス向上などが考えられます。しかし、PBRを改善する大きなドライバーは、資本コストの低減ではなく、やはりROEの改善だということを肝に銘じるようにしてください。

2024/01/19 東証の一覧表に“掲載されなかった”企業の一覧表が投資判断やエンゲージメントの際の参考資料とされる可能性も

2024年1月16日のニュース『「株価を意識した経営の実現に向けた対応」の開示、プライムでも半数に届かず』でお伝えしたとおり、東証は1月15日、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を開示している企業(2023年12月末時点)の一覧表をWEBサイトで公表したところだ。同時に公表された『「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関する開示状況(2023年12月末時点)の集計結果』では、時価総額が大きい企業ほど開示が進展していることが報告されている(3ページ参照)。

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当フォーラムではさらに詳細な分析を試みるべく、2023年12月末時点のプライムおよびスタンダード市場に上場する全企業について、より細分化した時価総額のレンジ別に一覧表への掲載状況を調査した。結果は下表のとおり、・・・

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2024/01/19 東証の一覧表に“掲載されなかった”企業の一覧表が投資判断やエンゲージメントの際の参考資料とされる可能性も(会員限定)

2024年1月16日のニュース『「株価を意識した経営の実現に向けた対応」の開示、プライムでも半数に届かず』でお伝えしたとおり、東証は1月15日、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を開示している企業(2023年12月末時点)の一覧表をWEBサイトで公表したところだ。同時に公表された『「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関する開示状況(2023年12月末時点)の集計結果』では、時価総額が大きい企業ほど開示が進展していることが報告されている(3ページ参照)。

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当フォーラムではさらに詳細な分析を試みるべく、2023年12月末時点のプライムおよびスタンダード市場に上場する全企業について、より細分化した時価総額のレンジ別に一覧表への掲載状況を調査した。結果は下表のとおり、100億円未満から2000億円未満までは段階的に掲載率が上昇、2000億円以上から1兆円未満までは5割強で横ばいとなり、1兆円以上では約7割に高まっている。

時価総額のレンジ 上場企業数
(プライムおよびスタンダード)
一覧表掲載社数
(1/15公表)
掲載率
100億円未満 1013 153 15.1%
100億円以上250億円未満 615 158 25.7%
250億円以上500億円未満 469 175 37.3%
500億円以上1000億円未満 373 177 47.5%
1000億円以上2000億円未満 280 148 52.9%
2000億円以上5000億円未満 253 128 50.6%
5000億円以上1兆円未満 109 60 55.0%
1兆円以上10兆円未満 154 109 70.8%
10兆円以上 10 7 70.0%

また、時価総額が最も大きいカテゴリーとして、TOPIX100(2023年10月31日の定期選定ベース)に絞って英文開示の状況も確認した。一覧表に掲載されたのは72社で、このうち「英文開示有り」は60社、「検討中」は2社(同3%)だった。上記東証が公表した開示状況の集計結果によると、一覧表に掲載されたプライム市場上場企業のうち「英文開示有り」は47%、「検討中」は20%となっていることを踏まえれば(5ページ参照)、英文開示が進んでいることが分かる。なお、TOPIX100のうち「検討中」となっているのは以下2社である。

業種
コード
業種 市場区分 証券
コード
銘柄名 要請に基づく
開示状況
英文開示
3700 輸送用機器 プライム 7201 日産自動車 検討中
3700 輸送用機器 プライム 7270 SUBARU 検討中

東証が今回公表したのは「開示状況」、すなわちコーポレートガバナンス報告書に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」について記載があった企業の一覧表だが、「開示状況」が公表されている以上、「非開示状況」を確認することは極めて容易だ。TOPIX100のうち「非開示企業」27社をリスト化したのが下表である。時価総額にかかわらず同様のリストをアクティビストを含む機関投資家が作成し、投資判断やエンゲージメントの際の参考資料とすることは十分にあり得る。今回一覧表に掲載されなかった企業は、自社が「非開示」であることが投資家にどのような受け止め方をされるか、ROEPBRの水準などと併せ、取締役会で議論・検証すべきだろう。


ROE : Return On Equity=株主資本利益率(当期純利益/株主資本)
PBR : Price Book-value Ratio=株価純資産倍率(株価÷1株当たり株主資本)。株価が1株当たり純資産(BPS:Book value Per Share)の何倍まで買われているか(=1株当たり純資産の何倍の値段が付いているか)を指す。PBRが1.0を大幅に下回る場合、投資家が企業の将来性に疑問を持っていたり、減損リスクのように潜在的な資産の含み損が多額にのぼる可能性が株価に織り込まれていたりすることを示唆する。

企業名 時価総額
(2023/12/29)
ROE
(直近期末)
PBR
(2023/12末)
トヨタ自動車 417,011 9.0% 1.08
キーエンス 152,321 15.6% 5.74
ファーストリテイリング 113,064 17.5% 5.98
オリエンタルランド 95,651 10.2% 9.74
ソフトバンクグループ 92,963 -10.2% 0.95
任天堂 92,636 20.0% 3.37
ソフトバンク 83,916 25.4% 3.56
ダイキン工業 67,094 12.3% 2.65
ルネサスエレクトロニクス 50,107 19.1% 2.21
キヤノン 48,389 8.2% 1.09
東海旅客鉄道 36,812 6.0% 0.89
テルモ 34,491 8.4% 2.72
ニデック 34,239 3.4% 2.05
ユニ・チャーム 31,613 11.5% 4.44
スズキ 29,606 11.2% 1.23
大塚HD 29,532 6.3% 1.16
三菱重工業 27,755 7.9% 1.44
アサヒグループHD 26,506 7.9% 1.10
クボタ 24,957 8.8% 1.14
ニトリHD 21,658 11.3% 2.49
塩野義製薬 20,862 17.8% 1.62
シマノ 19,701 18.9% 2.39
バンダイナムコHD 18,711 14.6% 2.69
シスメックス 16,428 12.4% 3.91
エムスリー 15,886 17.5% 4.79
ANAHD 14,863 10.8% 1.45
住友電気工業 14,231 6.1% 0.69

2024/01/18 【新任役員向けトレーニングプログラム】財務戦略(基礎編) の更新

下記の【新任役員向けトレーニングプログラム】につき、法令等の改正や実務動向の変化に対応するため、講義内容(動画およびレジュメの双方)を更新いたしました。本動画は新任役員向けトレーニングプログラムの受講の契約をされている方のみが閲覧可能です。

概略

「企業価値」は財務戦略の影響を強く受けるため、株主から企業価値の向上を負託された取締役としては、自社の財務戦略は自社が置かれた環境の中で最適なものとなっているかを常に意識する必要があります。本講義では、理論編において最適資本構成についてのロジックを解説したのち、実践編でROICとWACCの関係と具体的な財務戦略の手段、高すぎるROICを持つ企業における投資判断の是非について解説します。なお、種類株式やライツイシューなどのエクイティファイナンスやデットファイナンス・メザニンファイナンス・アセットファイナンスといったエクイティ以外のファイナンスについては、「財務戦略(応用編)」をご覧ください。


財務戦略 : 事業戦略の実行に必要な(投下)資本の調達に関する戦略

【講師】柏総合研究所 辻本 臣哉
【講義時間】30分58秒
【目次】
理論編
・MM理論第1命題
・最適資本構成(負債の効果)
・倒産リスク
・業種による違い
・負債の規律付け
・ペッキングオーダー理論
実践編
・ROICとWACC
・エクイティ・ファイナンス
・デット・ファイナンス
・増配
・自社株買い
・高すぎるROICを持つ企業

講義資料 財務戦略(基礎編).pdf
講義

財務戦略(基礎編)
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2024/01/17 役員報酬におけるTSR評価は企業価値向上の万能薬か?

近年、役員報酬の評価指標(KPI)として、TSR(Total Shareholder Return:株主総利回り)を採用する日本企業が増加傾向にある。典型的な設計例としては、中長期インセンティブ報酬のKPIとしてTSRを組み入れ、・・・

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