2016/08/23 高すぎるROEと低すぎるROE
多くの日本企業が、伊藤レポートの求める「8%」のROE達成に四苦八苦する中、アジアに目を向けると、驚くほど高いROEの企業が少なくない。例えば、シンガポールの通信大手 スターハブのROEは何と200%超にも及ぶ。このほか … 続きを読む
多くの日本企業が、伊藤レポートの求める「8%」のROE達成に四苦八苦する中、アジアに目を向けると、驚くほど高いROEの企業が少なくない。例えば、シンガポールの通信大手 スターハブのROEは何と200%超にも及ぶ。このほか … 続きを読む
内部監査で従業員等による不正が発見されることは珍しくないが、なかでも多いのが固定資産を巡る不正だ。固定資産という形のあるものは横領の対象になりやすいうえ、取得金額も大きいため”不正経理”にも利用しやすいからだろう。 ある … 続きを読む
このところ多くのアセットマネジメント会社が、ESG(E=環境、S=社会、G=コーポレートガバナンス)をメインストリーム(主流)ファンドに統合することを試みている。アセットマネジメント会社は、自社のアナリストやファンドマネ … 続きを読む
伊藤レポートが、企業が目標とすべきROEを8%とし、ISSが過去5年の平均ROEが5%を下回る企業の経営トップ(社長、会長)である取締役の選任議案に反対する方針を打ち出して以来、目標ROEを明示する上場企業は増加している … 続きを読む
出光興産と昭和シェル石油の経営統合を巡り、出光創業家と経営陣の対立が混迷を極めている。創業家は6月28日の株主総会で合併計画の撤回を要求、全取締役の再任議案に反対した。さらに8月3日には昭和シェル株式の0.1%を取得した … 続きを読む
上場会社の子会社が法的な問題に巻き込まれた場合、親会社は、投資家への説明責任はもちろん、問題解決に向け主導的な役割を果たす必要がある。こうした中、法務スタッフが不足している子会社に代わって、親会社が子会社の契約書や規程の … 続きを読む
コーポレートガバナンス・コード補充原則4-10①が「取締役会の下に独立社外取締役を主要な構成員とする任意の諮問委員会を設置することなどにより、指名・報酬などの特に重要な事項に関す検討に当たり独立社外取締役の適切な関与・助 … 続きを読む
日本の二大公的年金であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)、企業年金連合会がともにUN PRI(国連責任投資原則:PRI(United Nations Principles for for Responsible … 続きを読む
長期インセンティブ報酬は、報酬の付与対象者を「複数年度」で評価した結果、金額が算定されることになるが、経年におけるこの評価の対象期間(評価期間)の連なりをパフォーマンス・サイクルと呼んでいる。下図のとおり、パフォーマンス … 続きを読む
2016年7月15日のニュース「助言ポリシーとは異なる議決権行使が増加する可能性も」では、議決権行使助言の最大手ISSが、「前会計年度における取締役会の出席率が 75%未満」の社外取締役の選任議案に対しては反対を推奨する … 続きを読む