2014/09/02 策定中のコーポレートガバナンス・コードで注目の“株主総会遅延化”、決算早期化の流れを変えるか?

 コーポレートガバナンス・コードとは、独立役員設置など上場企業等のコーポレートガバナンス上の諸原則を示すもので、イギリス、フランス、ドイツなどでは既に導入されている(イギリスのコーポレートガバナンス・コードに関する話題は … 続きを読む

2014/08/29 フランチャイズやインターネットモールの運営に影響 「消費者概念」の拡大は実現するか?

 消費者契約法の改正に向け、これまでの同法の運用状況に関する検討が佳境を迎えている。俎上に載せられた論点のうち企業にとって気になるポイントが「消費者概念」の拡大だ。  通常、私人(一個人)としての取引には民法が適用される … 続きを読む

2014/08/27 税制改正きっかけに子会社や投資先の持株比率引上げも

 政府は現在、安倍政権が“国際公約”としている法人税率の引下げを実現するため、その財源を検討している。「財源」と言っても別に新たな税金を課すわけではなく、あくまで法人税等の課税ベースを拡大することで捻出しようというのが政 … 続きを読む

2014/08/26 欧米金融機関が外国人経営者の招聘に積極的な理由

 今年6月の株主総会で、武田薬品工業の社長に外国人、しかも純粋な外部人材であるクリストフ・ウェバー氏が就任し、大きな話題を呼んだ。これまでは、傘下の海外子会社から抜擢するケースや(2014年4月2日のニュース「外国人社長 … 続きを読む

2014/08/22 会計基準見直しで、「重要な繰越欠損金」抱える会社の業績が上振れも

 繰延税金資産の積み増し額が大きければ、税引前利益から控除される「法人税等」の金額が減り、税引後の「当期純利益」も増えることになるが(繰延税金資産の詳細な解説は新用語・難解語辞典の「資産負債法」参照)、繰延税金資産は「将 … 続きを読む

2014/08/20 従業員のメンタルヘルス悪化が企業にもたらす損失金額

 上場企業と言えども、一部の企業を除いて終身雇用が崩壊しつつある。こうした中、家族を抱える中堅社員を中心に、継続雇用に対する不安を持つ者は少なくない。また、リストラが進めば、一人ひとりの社員の仕事量は増えることになる。こ … 続きを読む