2024/03/18 自社の主要取引先と直接コンサルティング契約を締結する社外取締役の独立性

社外取締役の増加に伴い、自ら事業を手掛ける者が社外取締役に就任するケースや、1人で複数の企業の社外取締役を兼業する者も増えてきた。2024年1月23日のニュース「コンサルティング業を営む社外取締役の協業義務違反」では、自 … 続きを読む

2024/03/15 ニッセイAM、「資本コスト・株価を意識した経営への対応」未開示企業の社長選任議案に反対

ニッセイアセットマネジメント(以下、ニッセイAM)は2月27日、「国内株式議決権行使の方針と判断基準」の改訂版を公表している。主な改訂内容は下記のとおり。 <2024年6月の株主総会から適用> 1 女性取締役基準(1名以 … 続きを読む

2024/03/13 日本における“マルス・クローバック条項・ブーム”に対する一抹の不安

既報のとおり、2024年1月22日、英国のコーポ―レートガバナンス・コード(以下、CGコード)改訂版が公表された(2024年3月4日【特集】~将来的には再度改訂議論の俎上に載せられる可能性~ 削除された英国コーポレートガ … 続きを読む

2024/03/12 「ストックオプション・プール」創設へ 上場を目指す子会社やCVCの投資先で活用も

政府はスタートアップがストックオプションを柔軟かつ機動的に発行できる仕組み(ストックオプション・プール)を特例的に可能とするべく産業競争力強化法(以下、産競法)を改正するため、現在衆議院で審議を進めている。 産業競争力強 … 続きを読む

2024/03/11 株価上昇の理由の一つに 日本企業のコーポレートガバナンスは本当に改善している?

先週の3月4日、日経平均株価がとうとう終値で4万円台に乗り、史上最高値を更新した。外国人投資家が、積極的に日本株を評価している。その理由の一つのとして、日本企業のコーポレートガバナンスの改善が挙げられている。確かに、独立 … 続きを読む

2024/03/07 サステナ情報の「保証制度」導入へ金商法改正視野、保証の担い手は監査法人に限定しない方向

周知のとおり、日本では、2023年3月期の有価証券報告書からサステナビリティ情報の一部が開示されているが、個別具体的な開示基準は現時点では存在しない。こうした中、日本のサステナビリティ基準委員会(SSBJ)は現在「サステ … 続きを読む

2024/03/05 経営トップの不祥事公表に物言う株主の影

上場会社で従業員による不正な経費精算が発覚しても、それが全て外部に公表されるとは限らない。不正金額が僅少であれば社内ルールに則って淡々と処分されるだけであり、利益にさほど影響がない事案まで逐一外部に公表することはないのが … 続きを読む

2024/03/04 【特集】~将来的には再度改訂議論の俎上に載せられる可能性~ 削除された英国コーポレートガバナンス・コード改訂案の全容(6・会員限定)

セクション 5 – 報酬 役員報酬に対する報酬委員会の承認、年次報告書における報酬委員会の活動報告に関する追加事項(人的資本に対する投資と報酬の考え方、従業員との対話結果など)が削除された。これも報酬委員会に過大な負担を … 続きを読む

2024/03/04 【特集】~将来的には再度改訂議論の俎上に載せられる可能性~ 削除された英国コーポレートガバナンス・コード改訂案の全容(5・会員限定)

セクション 4 – 監査、リスク、内部統制 監査委員会に追加されることが予定されていた役割・権限(非財務情報(narrative reporting)のレビュー、監査・保証ポリシーの策定、株主との対話など)、および年次説 … 続きを読む