女性の活躍を推進する政府方針や取締役会の多様化(ダイバーシティ)を求める株主の声を受け、女性の社外取締役候補への人気は高まる一方だ。あるエグゼクティブ・サーチ会社によると、女性社外取締役候補を求める上場会社からのオーダーは継続的にあるという。
今年(2015年)8月25日に成立した女性活躍推進法では、大企業(301人以上)に対し「2016年4月1日」までに「女性の活躍の現状に関する情報」を公表することを義務付けている。公表する情報は下記の14項目の中から企業が選択することになるが、この中には「役員に占める女性の割合」も入っている。また、コーポレートガバナンス・コード・・・
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