既報のとおり、世界第3位の運用機関である米国のステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(以下、SSGA)は「ジェンダー・ダイバーシティ指針」を打ち出し、2017年にまず米・英・オーストラリアから適用を開始したうえで、2018年には日本・カナダ・欧州本土へと適用範囲を拡大、今年日本では、取締役会に女性役員または女性役員候補がいないTOPIX500採用企業の経営トップの再任議案に反対票が投じられている(2018年1月16日のニュース「世界的運用機関が日本企業500社に女性取締役の選任を要求も」参照)。
そのSSGAは(2018年)10月1日付のリリースで、同指針を核とした「恐れを知らぬ少女(Fearless Girl)」キャンペーンが成果を挙げていることを報告している。
2017年3月、ニューヨークのウォール街に「ブル(強気)相場」の象徴として知られる牛の銅像「チャージングブル」に対峙する形で、両腕を腰にあてて立ち向かう「恐れを知らぬ少女(Fearless Girl)」像が出現し、今や観光名所と化しているが、この像を設置したのが他ならぬ・・・
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