2016/05/09 英国2016年株主総会に見るガバナンスコードの重み

3月決算法人の株主総会が近づいているが、それに先立ち、海の向こうでは一足先に注目の株主総会が開催されている。焦点となったのは「取締役会議長」と「役員報酬」だ。 英国のコーポレートガバナンス・コードでは、「経営の執行とその … 続きを読む

2016/04/27 15歳のハッカーによる顧客情報流出事件が示唆するもの

企業が受ける経済犯罪として最も多いと言われるのが資産の不正流用だが、これに迫る勢いで近年急増しているのがサイバー犯罪だ。 サイバー犯罪による損害というと、金銭的な被害や知的財産の流出による損害が頭に浮かぶが、実はこれを上 … 続きを読む

2016/04/26 経営企画部による企業価値の破壊

ある程度大手の企業には、経営企画部をはじめとする多くの「企画部」が存在し、社内で重要な役割を果たしている。企画部への配属はエリートの証であり、実際、企画部からは多くの社長が輩出されている。ただ、投資家として企業を見ている … 続きを読む

2016/04/25 招集通知等の電子化、3つの書類除き実施へ 次期会社法改正時が濃厚

経済産業省に設置された株主総会プロセスの電子化促進等に関する研究会は先週(2016年4月21日)、「株主総会の招集通知関連書類の電子提供の促進・拡大に向けた提言」を取りまとめ、公表した。 現行の会社法では、招集通知および … 続きを読む

2016/04/22 粉飾決算をした会社の取締役が責任を問われなかった理由

粉飾決算が発覚して株価が下落した場合、取締役等は株主から株価下落分の損害賠償を請求されるリスクがある。こうした中、粉飾決算を行った会社の法人株主が同社の代表取締役(複数)らに対して株価下落分の損害賠償を求めたものの、代表 … 続きを読む

2016/04/21 (新用語・難解用語)所得に関する税務情報レポート

売上が1,000億円前後で欧州に子会社や支店を持つ日本企業は、EU加盟国に対し「税務情報」の提供を求められる可能性が出て来た。・・・ このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。 ※まだ … 続きを読む

2016/04/20 株主総会の7月開催は「任意」で決着の背景 開示の簡素化は実現せず

金融庁の金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」はおととい(2016年4月18日)、「建設的な対話の促進に向けて」との副題を付けた報告書を公表した。当初は企業負担の軽減に向けた開示の簡素化の議論が行われるもの … 続きを読む

2016/04/19 機関投資家に反対される監査等委員会設置会社移行の定款変更議案

2016年3月29日のニュース「監査等委員会設置会社への移行、「原則賛成」が見直される恐れも」では、オプトホールディングが監査等委員会設置会社に移行する定款変更議案が、大株主である米国運用会社RMBキャピタルに反対された … 続きを読む

2016/04/18 株主の59%が反対票 CEOの報酬議案を巡る“誤解”

英国の石油会社BPのCEOに対する巨額報酬に実に59%もの株主が反対票を投じたことが大きな話題となっている。同社は原油価格下落の影響から過去最大の赤字を計上しており、株価は1年間で25%下落している。「59%」という数字 … 続きを読む