2023/09/01 有報の【事業等のリスク】に台湾有事を記載する企業が急増

戦争はたとえ局地的なものであってもグローバルに張り巡らされた世界経済に大きな影響を及ぼすことを今回のロシア・ウクライナ戦争で改めて痛感されられたが、地政学的リスクを考慮すると、台湾海峡有事が現実化した場合の日本経済への影 … 続きを読む

2023/08/29 企業買収における行動指針案が月内公表へ 複数の投資家から「PBR1倍割れ」企業が買収提案を断ることに厳しい声

既報のとおり、経済産業省は2023年6月8日に「企業買収における行動指針(案)」(以下、本指針)を公表し、8月6日までパブリックコメントに付していたが(2023年6月19日のニュース「買収に関する公正なルール形成に向け示 … 続きを読む

2023/08/28 「アクティビスト時代の到来」というにはまだ早い現状

当フォーラムでも報じてきたとおり、香港のアクティビストであるオアシスがフジテックの株主総会で当面の主導権争いに“勝利”したことで「アクティビスト時代の到来」を指摘する資本市場関係者も少なくないが、必ずしもそうとは言い切れ … 続きを読む

2023/08/25 管理職の多様性についてあえて数値目標を定めないという選択も

周知のとおり、2023年3月期の有価証券報告書(以下、有報)から人的資本に関する開示(以下、人的資本開示)が求められている。・・・ このコンテンツは会員限定です。会員登録(有料)すると続きをお読みいただけます。 ※まだロ … 続きを読む

2023/08/18 社外役員の在任期間12年問題、高まる再任議案の否決リスク

今や上場会社において社外取締役は当然に選任されており、二人目、三人目の社外取締役を選任し、社外取締役が取締役総数の3分の1に達する事例も一般的になってきた。10年前の2013年には、東証市場第一部(当時)で社外取締役を( … 続きを読む

2023/08/17 ガバナンスの実質化に向け重要性が高まる役員トレーニング

2023年6月の株主総会シーズンを終えて約2か月が経過し、多くの3月決算上場会社では新たな役員構成によるガバナンス体制がスタートしている。ほとんどのプライム市場上場会社で社外取締役が取締役会の3分の1に達し「形式」面は整 … 続きを読む

2023/08/09 資本コストを意識した経営の取り組みに関する適時開示の好事例

東証が2023年3月31日に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」(以下、東証要請)を公表し、プライム市場およびスタンダード市場の上場会社に下記の対応を要請してから4か月が経過した。下図のとおり、東 … 続きを読む

2023/08/07 インパクト投資の普及に向けGPIFにプレッシャー、企業の開示負担増加のおそれも

猛暑日(一日の最高気温が35 度以上の日)がこうも続くと、否応なしに日常生活の中で気候変動の影響を感じざるを得ない。気候変動のような地球規模の課題に金融の力で対処しようという取り組みがESG投資やインパクト投資等の責任投 … 続きを読む